『声の力』ヤンタラジロー原稿から一部抜粋 http://yzworks.jp/?p=190
2014年春来日。ヤンタラが学んだサウンドヒーリングのノウハウが学べる『サウンドヒーリング体験ワークショップ』などのプログラムを開催予定。http://yantarajiro.jp
『声の力(The Power of Your Voice)』ヤンタラジローより
わたしは長いこと人間が使う言語について観察し、自己表現をするときに立ち向かう困難、とくに構造的な言語の原理に従ったときの会話の難しさをみてきました。
人が日常的におきる出来事にどのように反応するか、風が吹く音、葉っぱがかさかさ言う音、コツコツぶつかる音、唇をぶるぶる言わせる音など、さまざまな音を観察してきました。
背景(Story)
観察と感覚から、人と人との間で起きるミスコミュニケーションが起きる、ある背景に気づきました。
それは、言葉を使って本当に感じていることを表現できないからだと気づきました。そして、社会的な環境が、本当に感じていることを禁じているからだと。
泣くことも、笑うことさえも、コントロールされて、「正しい」ときにしか表現できないのです。
人がすすんでハートをオープンにし、正直に、誠実にお互いを受け止めるようにすれば、この世の中にもっともっと調和があると気づきました。
われわれの背景、文化、もしくは育った時代に関係なく、人は常に感情を言葉で表現する勉強をしています。
音楽と音・サウンドにもっと注意していると、自分のまわりにある音の種類に前よりも敏感になっていきました。
その人が心底思っていることを言っているのか、あるいはその言葉に恐れが含まれているのか、あるいは嘘をついているのかわかるようになっていきました。
また、大声をだしたり、怒りの音を相手にぶつけると、心理的にダメージを与えるだけでなく、神経系を痛めつけていることがわかりました。
常に家庭、あるいは職場で言葉の暴力を受けていると、その個人の自尊心と、自信だけでなく、健康状態も徐々に悪化していきます。
わたしたちの社会では、作曲されるほとんどの曲はラブソングの傾向があります。
これらの曲のほとんどの内容は、失恋や、悔やみ、過去の記憶をなげく内容です。
もちろん、力強い希望と勇気の歌も創られていますが、バランスをとるようなレベルではありません。
研究(Research)
わたしは、われわれの意識や身体に音がどのような影響を及ぼすか研究するようになりました。
最初は母音の“あ、え、い、お、う”を含め、いろんな音をトーニングして、それが精神的に開放的だということがわかりました。
シャワーを浴びながらハミングしたり、歌っていると感覚的に軽くなるのです。
ハッピーなとき、わたしは歌います。まるで、わたしの細胞が歌っているかのようで、声帯がスピーカーのように自分のなかの音楽を拡声しているかのように感じました。
自分の経験から、歌詞なしで人が自由に歌うには、もしくは行きあたりばったりの音の組み合わせ、もしくは自分で創ったメロディーを奏でるには、抵抗感をなくし、自意識的な考えをすべて取り除かなければならないということがわかりました。
感情や考えを抑えることにより、創造的な脳に入ることが可能になり、自由になれるのです。
創造的な側面のわれわれは、構造を追従しないもので、人の感情や、考え、感覚器官の変化に影響を受けます。
すなわち、同じ音でもいく通りもの解釈が可能なのです。
なぜなら、音は発信者の意図を運ぶキャリアだからです。
だから、作曲家がインスピレーションを受けたり、メロディーが頭のなかに「聞こえ」、それを紙に書き留めたりすることができるのです。
サイマティック研究による『音の視覚化』では、すべての音・音程には形があるとし、音が意識を運ぶキャリアだということを証明しています。
音が組み合わせれると、音楽が創造されます。
Cymatic Sound
音の視覚化・サイマティックシェープ
ジル・ボルテ・テイラー医師、ハーバードで訓練した神経解剖学者は、脳卒中のあと全快まで8年かかりましたが、その過程で右脳では“ニルバナ”あるいは悟りを感じることができると発見しました。
彼女は、脳の左部分を占める、言語形成センターにある塊を取り除く、大手術をしています。
彼女の回復への道のりは、この発見を深く追求する時間と空間を与えました。
ジョナサン・ゴールドマンは、サウンドヒーリングの法則は、「音+意図=(イコール)癒し」だとしています。
わたしのワーク(My Work)
わたしは、音を使った、主に声帯を使って、意図的にクライントの身体の上でトーニングするワークをはじめました。
7年の経験を経て、驚くべく結果を見ることができました。
たとえば、即効的な細胞の癒し、がん腫瘍の縮小、そしてクライアントが提供するよりもはるかに多い情報を受け取るなど。
人の身体に音を投射すると、わたしは「感じる」ことができたり、健康状態を認識したり、その人の生命力を感じることができるのです。
これは、友人あるいは家族の一員が調子悪いときの感覚と似ています。
彼らの周りにいるだけで彼らがハッピーか否かで「感じる」ときがありますよね。
わたしは、なんで、このように知ることができるのか考察してみました。
われわれをつなげているものはなんなのでしょう? 言葉を使わずにどうやって、このような情報が伝達されているのでしょうか?
すべての生命の原理的な言語はなにでしょうか?
それは波動です。
波動は、周波数という形で計測することが可能ですし、それを意識的に利用すると、時間と空間を利用して情報を伝達するこが可能です。
ラジオ波、サインウェーブ(音)、光ファイバー(光)など。この周波数を声で表現したとき、わたしはこれを“ライト・ランゲージ”、あるいは“感情の言語”と呼んでいます。
ステージに立っているバンド、あるいはソロのシンガーが、千人もの大勢の観客を踊るようにしたり、一緒に歌うようにするにはどのような力をだしているのでしょうか?
彼らの声の力はなんなのでしょうか? それは意志です。
思考と感情がひとつになったとき、その人が発せられた音は、すばらしく、パワフルで、インスプレーションをあたえるものです。
ひとりひとりの声はユニークでまた一つとないものです。
同じ声はこの世の中にそんざいしません。
われわれの声には力があります。
意識的に使用し、練習すれば無限な可能性が待っています。
声を使ってもいいですし、歌ってもいいですし、トーニングしてもいいですし、ハミングでもいいです。
あたなの心から表現しているひとつひとつの音、ひとつひとつの音程は、いくつもの言葉を象徴するのです。
28 March 2011 by Yantara Jiro
Comments picked up by Lightbringers
心から感謝します
ヤンタラジローさんと共に
この地球に存在出来る事にただただ感謝です✨💕✨💕
ありがとう
ありがとう
そして、ついにしっかりと決心し、言葉で彼女の愛を伝える人になりたいと思いました…
ありがとう、次郎さん。あなたは本当に大切な人です。
今回は目覚めます。